名古屋市グルメ・天むす

名古屋名物天むす

名古屋市発祥というわけではありません。

名古屋名物として有名な食べ物のひとつに天むすがあります。 天むすとは海老の天ぷらがおにぎりに刺さるように入っているもので、海老天の塩味が普通の おにぎりよりもやや強いのが特徴です。 かつては違う海老が使われたこともあったらしいのですが、現在では主に使われている海老は アカシャエビという海老で、この海老はエビせんべいの原材料にもなっています。 普通のおにぎりの半分くらいの大きさで海老も小さめですので、女性でもパクパクいける 大きさになっています。

天むすといえば名古屋市の食べ物と思う人が多いでしょうが、実は天むす発祥の地は三重県の 津市になります。 天むすの始まりは三重県津市にある「千寿」という料理店で賄い料理として考えだされた もので、これがおいしく好評であったことから、お店でのメニューとして出されるように なったとのことです。 その天むすが名古屋名物となったのは、津の千寿から天むすの製法を受け継いだお店である 名古屋市中区の「めいふつ天むす千寿」というお店で天むすを販売したからでしょう。 このお店は1980年の開業と意外に新しいので、天むすが名古屋で有名になってから それほどの歴史があるわけではないようです。