名古屋市グルメ・天むす

おむすびの歴史

弥生時代にはすでにあったようです。

おむすびはおにぎりとも呼ばれ、ご飯を握ってて作る、あるいは手や指を合わせて形作る ことから名付けられた料理です。 おにぎりという言葉はもち米をむした強飯を握った「にぎりめし」が原型となっています。 これがいつの間にかおにぎりと変化しました。 おむすびは江戸時代、女性の丁寧な言葉、女房言葉としておにぎりを言い換えたのが始まりと されています。 またその形が鳥の卵に似ている事から、鳥の子と呼ばれることもあります。 おむすびはとても簡単に食べられ、携帯にも便利なものです。 あまり食欲がないときでもおむすびなら食べられるという人も多く、中に入れられる具も バラエティに富んでいるので昔からみんなに親しまれています。 おにぎりの歴史はとても長く、発掘された遺跡から弥生時代の中ごろにはすでにあったことが わかっており、平安時代には兵士の食事としても用いられていました。

おむすびはもともともち米を蒸して握ったものでしたが、鎌倉時代の末期になるとうるち米が 使われるようになりました。 初めて商品となったおむすびは、1885年に現在の東北本線の宇都宮駅で販売された 駅弁だといわれています。 これは梅干し入りのおむすびにゴマをふったものでした。 今ではコンビニのお弁当コーナーの定番メニューとなり、バリエーション豊かな具で 常に新商品も発売されるほどの人気です。 コンビニだけでなく、名古屋市では天むす専門店もあるほどみんなに愛されています。